こんにちは、
名古屋の時間貸しレンタルオフィス、レンタル自習室の@Spaceアットスペースの店長&管理人の中井です。
これでも夏かと思うほど雨が降りますね。
どうなっているんでしょうか。
さて、先日に「やほー」ではなく「MSNニュース」見ていましたらある記事に目が止まりました。
巨額利益生む0.03秒 米ゴールドマン
一部内容を引用しますと。
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24日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、米金融大手ゴールドマン・サックスなどが高性能コンピューターを駆使し、他の投資家よりも一瞬早く市場の情報を得た上で、こうした情報を利用した株式の売買を超高速で行い、巨額の利益を上げていると報じた。 こうした取引は情報技術(IT)システムに巨額の投資を行えるゴールドマンなどに限られ、一般投資家には不可能なため、同紙は「不公正」と批判。米証券取引委員会(SEC)も調査を始めた。 ナスダック市場など米国の一部取引所は一定の料金を受け取る見返りに、特定のトレーダーに0.03秒ほど早く市場情報を与えている。ゴールドマンなどは超高速で演算処理できる高性能コンピューターを使ってこうした情報を分析、他の投資家を出し抜く形で取引を行っているという。(共同)
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今の不況の元凶ともいえるアメリカ金融大手の回復の早さに驚くとともに利益追求のための手法開発力には度肝を抜かれますね。
元SEも私も、恥ずかしながらコンピュータプログラムを作成して、自動で株式トレードをするシステムを調査したことがあったのですが、そんなに甘いものではない事がわかりました。
多分、相当額の投資が必要だと思います。
コンマ何秒の世界で、世界のトレードの勝ち負けが決まるとは。
これじゃ一般投資家は勝ち目がないですよね。
勝ち目がないと分かれば、一般投資家は退散しマーケット自体が縮小しますよね。
それじゃ、アメリカ金融大手も利益が少なくなると思うんですがね。
しかし、もし、この方法に政府(SEC)が規制をかけられなかった場合は
高性能超高速コンピューターの需要は、産業界⇒金融業界 に移っていくのでしょうか。
実際にモノを作り出さない業界に、貴重な情報技術資源が投入されて人類にとって良いのでしょうか。
甚だ疑問ではあります。
利潤や利益を考えなければ、
この高性能超高速コンピューターを「ゲリラ豪雨の予知」「震災の予知」等の災害防止対策に充てられたらば良いのではと思いますね。
コンマ何秒前に予知できたとしても、一銭も利益が出ないですが、一人でも命が救えたらお金に換えられない価値だと思うんですがね。