こんにちは、
名古屋の時間貸しレンタルオフィス、レンタル自習室の@Spaceアットスペースの店長&管理人の中井です。
さて、会社に名古屋某税務署から郵便が届きました。
なんだなんだ、また税金か?
税務署からの茶封筒は威圧感があるな。
封筒には宛先しか記載されていません。
仕方なく、開けてみました!
「国税電子申告・納税システム(e-Tax)法定調書関係」講習会のご案内」でした。
驚かせないで下さいよ、税務署様
内容は、「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」の利用を促進するために2時間の講習会の案内でした。
(詳しくは→1.e-Tax法定調書関係の利用の概要
2.必要な事前手続き(電子証明書の取得および開始届出書の提出など)
3.e-Taxソフトのインストール及び初期登録の仕方 )
これは絶好の機会かもと考えました。
以前より、
国税局のホームページを見て、e-Taxの存在は知っておりました。
税務署に行かないでも、インターネットで申告が出来るのは便利かもと思っておりました。
しかし、しかし、
国税局様のホームページはわかりずらい、見づらい、文書が難解
到底、私のような素人起業家には及びませんでした。
だから、講習会に参加すれば少しは理解できるのではないかと思い即FAXで参加申し込みしました。
すると、講習会実施日の前日に税務署様から電話がありまして
「お待ちしております」とご丁寧に言われました。
なんと、税務署はいいところだな・・と改心致しました。(前は、どんなイメージを持っていたのかは秘密です)
さて、講習会当日に行ってきました。
場所は、OA会議室で参加者席には一台ずつノートパソコンが置いてありました。
単なる講習会スタイルではなくて、実地もやる内容でした。
益々、良いじゃないですか。
講習会が始まりました。
「よ、待ってました!」と期待。
では、お手元の使用をご確認くださいって、
(配布資料)
1.「国税電子申告・納税システム(e-Tax)法定調書関係講習会カリキュラム」
2.リーフレット「国税電子申告・納税システム(e-Tax)ご利用案内」
3.「e-Tax導入マニュアル」
4.「e-Tax初期設定マニュアル」
5.はじめよう!e-Tax~法廷調書関係編~」
6.「e-Taxをご利用いただくに当たって」
7.「データ作成例題」
8.リーフレット「ご存知ですか?国税庁ホームページを。」
9.リーフレット「税務署に行かなくても確定申告ができます。」
10.アンケート
資料多すぎ、2時間だよね
♪講義は、国税庁ホームページを実際に見て操作しながら進められました。
このパズルのような難解なホームページを講義ガイダンスに導かれながら操作するので
スムーズに進むことができました。
(私が感じた要点)
1.e-Taxを初回に利用すると、最高5,000円の税額控除
→ただし、個人の確定申告だけで、法人のうまみがない
2.事前に電子証明書の取得が必須!
個人の場合は、公的個人認証サービスにもとずく、電子証明書 住民票のある市区町村役場で、住民基本台帳カードに電子証明書を記録してもらう等
法人の場合は「商業登記に基礎を置く電子認証制度」に基づく電子証明書等
→法人のe-Tax利用でも住民基本台帳カードが使える。私はこれを使おうと考えてますが他の参加や(法人さん)は利用されないようです。他の参加の皆さんは大手法人なので担当者が参加しており担当者自らが自分の住民基本台帳カードを使いのに抵抗があるのかも。
3.これまた事前にICカードリーダライターの用意!必要
→これは、使用するパソコンに買って取り付けなければならない。
普段の業務ではこの機器は使用しないので、e-Taxのためだけに買うことになる。
4.それから、実際にパソコンで入力するためには、e-Taxソフト等のインストールが必要!
これは、e-Taxを始めるためのハードル高すぎませんかね。
その割に、e-Taxを使った場合の法人メリットがなさすぎ。ゴールには人参をぶら下げないとモチベーションが上がりません。
講義中に、実際にe-Taxソフトのインストールや「開始届出書の提出(オンライン)」をしましたがパソコンの設定環境により多種のエラーメッセージが出る。
→元SEの私も困惑!
→そこで、講義の担当者様に何回も質問をしていたら、苦笑いをされてしまいました・・・・・・すいませんね。
e-Taxの普及を真剣に考えるのなら、国税庁ホームページからもっと簡単にわかるようにすべきです。他の民間商用サイトを見習うか委託すればよいのではないかと思いますがね。
このe-Taxが普及すれば、エンドユーザーがパソコンで入力したデータをそのまま使用(再入力不要)できるので人件費も削減できメリットが大きいと思います。
だからこそ、もっとわかりやすい、操作しやすい画面に改善してくださいね
それと、e-Tax利用での法人メリットの拡充を強く希望いたしますね、