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プロフィール
KYcorp
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家族は妻+子供2名+実母(2年前父逝去で同居開始)。 18年目のSE(東京→大阪9年→名古屋9年) ※俗に言う転勤族。 2007年3月26日KYコーポレーション株式会社を発足
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2011年06月21日

SEを辞めると開発の幅が広がる?

こんにちは、
名古屋の時間貸しレンタルオフィス、レンタル自習室の@Spaceアットスペースの店長&管理人の中井です。


さて、私ごとですがSE職から離れた現在、開発の幅が広がりました。

何の事?ですよね。

それは、
アットスペースを運営する上で、必要な物が既製品として市場にない場合に自分で開発作成します。
その開発する製品が、SE時代では考えられない程に多岐に渡るようになりました。


今までに開発し運営している主な製品はこれです、

(1)レジシステム(売上管理/顧客管理/予約管理/ホームページ連動)
(2)化粧室用の標示灯
(3)店内防犯カメラシステム
(4)携帯モバイルシステム   
・・・・等です。

SE時代の思考回路ですと開発作成するものは全てソフトウエア=プログラムで出来る機能に限定されていました。
【例えば】計算して帳票を出すとか、入力画面を作るとか、データやファイルを作るとか、、、

しかし、今はソフト以外で組み合わせが可能です。

組み合わせるパーツ類
1)ハードウエア(パソコンや、USB接続の制御ツール/センサー、RAIDディスク等々)
2)制御機器類のファームウエア―
3)フリーウエア―/シェアウエアー(インターネット上で入手)
4)市販のツール/プログラム類
5)市販のハードウエア/キット類(主に秋葉や名古屋の大須で入手)
6)ソフトウエア(プログラミング

何か実現したい機能が在る場合には
上記の組み合わせの中から出来そうなパターンを複数考えることにしている。

この組み合わせ中からは、無数の選択肢が出てきます。

その中から、コスト的に、スケジュール的に、そして過去の経験から最適な方法を導き出すことができます。

便利な世の中です。特に、パソコンとネット上のフリーウエアは最強の見方です。

でも、無数の選択肢からの実現方法はプロトタイピング手法です。
色々考えて選択した方法も、実際に作ってみたら全く駄目というのがざらにあります。

但し、構想段階で低コストな方法を選択しているためダメでも、あまり痛くありません(本当は痛い)

このように以前のSE時代だとソフトウエアだけで機能設計したものをパソコン等のハードウエアを組み合わせることによって、比較的簡単にしかも低コストに実現できるようになります。

ここで重要な点としては、より多くの選択肢が出現する事になりますので取捨選択する目が必要になります。
これは、経験知からになるのでしょうかね。




さて、話が長くなりましたが 改訂して作成したシステムをご紹介します。
現行システムでる(3)店内防犯システムを改造して、店内空調管理システムも同一パソコンで実装いたしました。

店内防犯システム+空調管理システムであります。
<機能説明>
店内防犯システムは既に稼働中のシステムでございまして店舗内のカメラを制御し以下の機能を実現しています。
・24時間のカメラ監視
・特定時間の録画
・受付箇所での。必要時の手動録画録音(押し売り対策)
・防犯カメラ(インターネットから外部監視)
・無人時間帯での動体物が映った場合に、アラート処理(動画と写真を保存と、外部アラート通報実施)
[新規開発]空調管理システム
・週刊カレンダータイマーにより電源OFF/ON管理。
・空調温度設定(外部温度モニターによる適正温度管理)
・店内室温動向モニター記録(グラムで温度の上下推移を把握)

⇒今回、導入した空調管理システムは
 現在の空調機器に対する不満から開発する事になりました。


一般的にオフィスにある空調は、温度を設定をしてあとは何もしません。
でも、場所によっては暑かったり、寒かったりしませんか?
この空調の温度を測るセンサーが温度設定をするコントローラーに付いているからなんですよ。

本当に管理するべき場所にセンサーを持ってくる事ができれば、もっと快適になるはず!
このため、別途センサーを店内の中央に配置した構成でつくりました。

そして、空調機器をON/OFF制御はプログラムでやっています。
このプログラムロジックは、まさにプロトタイピング。

今も、少しずつ改訂を加えながら最適温度に設定するように頑張っています。

大変ですが、面白い。
この大変さや面白さを共有できる人が周りにいないのが少し残念。

家に帰って妻に話しても・・・・・・なのですよね。
私はマニアなのかもしれません。



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